援助マリア会 杉原法子
「五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、
激しい風が吹いてくるような音が天から聞こえ、彼らが座っていた
家中に響いた。そして、炎のような舌が別れ別れに現れ、一人一人の
上にとどまった。すると、一同は聖霊に満たされ“霊が語らせるまま
に、ほかの国々の言葉で話し出した。」 (使徒言行録2・1~4)
御昇天から10日目、弟子たちが聖母マリアと共に高間で祈っているとき、主が約束された弁護者、すなわち聖霊がくだりました。その時の様子をルカの福音は実に劇的に表現しています。この出来事はキリストの復活から50日目で日曜日にあたり、この日をペンテコステ(ギリシャ語で50の意)とも言います。
この聖霊降臨の後、諸国民への福音の宣教が弟子たちによって始まり、教会は全世界へと広がっていったのです。このことから、聖霊降臨を教会の誕生の日として特別に祝うようになりました。
本年度、イグナチオ教会では「福音宣教」を目標に掲げ、祈りと使徒的活動に励んでいます。使徒たちが聖霊の力によってキリストの教えを力強く述べ伝えたように、私たちも教会共同体の一員として福音宣教に出かけましょう。それは、まず日常生活の中で福音を生きていくことから始まります。
その恵みと勇気と力をいただけるよう聖霊の助けを願いましょう。
古くから教会の中で伝えられてきた「聖霊の七つの賜物」 知恵・理解・判断・勇気・神を知る恵み・神を愛する心・神を敬う心 これらの恵みのあふれは、次のような「実」を生みます。 |
皆さんはどの賜物を望みますか?
あなたに今最も必要な聖霊の恵みが豊かに注がれますように!
聖イグナチオ教会がミュージアムみたいな教会でなくなる事を望みます。
私は、以前聖イグナチオ教会に巡礼に行きましたが、そこには敬虔な気持ちを起こさせるものは何もありませんでした。
巡礼地ではなく観光地です。
修道女様は、修道女として自分の教会を見てどう
思われますか?
簡素化された、あるいは抽象化されたイエズス様の像を見て、生け贄という感情は出てきません。
はじめて見るかたもかわいそうだという同情の念すらでて来ないのではないかと思います。
イエズス様が私達のために苦しまれた、今も苦しみ続けているということを世にも知らせなければならないと思います。
コメントをいただき、ありがとうございました。
貴重なご意見としてお受けいたしました。旅する教会で未完成でありますが、
イエス・キリストの福音を伝える教会として成長していけるよう、
信徒の皆さんと努力を続けていきたいと願っています。
有難うございました。 杉原法子
シスター杉原様
先日は少しきつい書き方をして申し訳ありませんでした。シスター杉原様の謙虚な返答に感動しております。
私は、生まれてきてシスター様と会話をしたことははじめてです。
私にはそういう恵みは与えられてはいないと思います。
お詫びと感謝を込めて 使徒ヨハネ
聖霊降臨の日の記事という事で、質問させてください。カトリック教会の中で聖霊刷新運動という祈りのグループがありましたが、生地にあるペンテコステは聖霊運動と同じものなのでしょうか?長年疑問に思っています。修道会の司祭、修道女でもその祈りを信じる方がいらっしゃることと思いますが、お考えを伺えたらと思います。
よしきさま
ホームページ管理者です。
コメントありがとうございます。
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